ベーシックインカムと通貨革命の未来へ(ワカモノ・フェスタ2014)の講演を聞きました。

今日は、「ベーシックインカム・実現を探る会」代表の白崎一裕(しらさき かずひろ)さんの講演を聞きに、ワカモノ・フェスタ2014に参加しました。

ベーシックインカムと聞くと、財源はどうするの??みんな働かなくなっちゃうじゃん!!など、制度としては、難ありな印象がありますが、今日の話を聞いて、「これは、いけるかも!!」と言う印象に変わりました。

まず、

1.財源はどうするのか?

これは、税金からベーシックインカムを実現するのではなく、日本銀行が発行する政府通貨として各個人に支給するという考え方のようです。

では、通貨の価値の暴落(インフレ)が起きるのでは??

これについては、確かに通貨の流通は、適正であるべきで、それは、有能な財務相機構が必要とのことでした。

2.みんな働かなくなっちゃうじゃん??

これは、ひとには、もともと承認欲求と言うものがあり、自分を社会に認めてもらいたいと言う欲求があるので、何かしら仕事はするのではないでしょうか?とのことでした。

発行する政府通貨の量も一人当たり15万円くらいで、それだけで生活が100%まかなえるほど支給することではないとのことです。

それと、

3.栃木県とかのレベルで地域通貨を発行するのは、どうなのか??

栃木県レベルで地域通貨を発行した場合、野菜やお米、果物等は、地域で地産地消できるので県レベルの地域通貨でも交換できるかもしれない。

でも、車や家電などは、他の地域や他の国に対価を支払う必要があり、地域レベルの通貨では、交換できない。

とのことでした。

こんな感じで、ベーシックインカムの疑問を解決する案も出てきているようです。

21世紀の通貨制度のひとつと言えるのではないかと思いました。

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