なぜ地域通貨なのか?

もともと私は、会社員でプログラマをしているのですが、日々の仕事を通して、生きて行くためには、お金とか、知識とか、技術とかは、必要ないと言う考えに至りました。

そして、もっとシンプルに人間らしく生きたい、シンプルな生活がしたいと思うようになりました。これは、プログラマになって、10年くらい経ってからです。

それからどうすれば、シンプルな人間らしい生き方ができるのか?ということをなんとなく考えるようになりました。

そもそもシンプルって何?人間らしい生き方って何?と言う話なのですが、それも少しづつ理念が見えてきました。

「人間らしい生き方 = それは、自然とともに生きると言うこと」

ということに気づきました。

そして

「シンプル = 禅の思想」

と言うのが、最近私が感じている答えです。もちろんこの答えは、これからも変わってゆくかもしれません。

そんなとき、「幸せの経済学」(ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん)の上映会が地元の宇都宮市であることを Facebook の友人から知りました。

上映会に参加し、感想は、「自分が求めていた物に凄く近い気がする」と言う感じでした。

その主催者の Naoko さんがその後、テトラゼミ栃木という勉強会をするというのでそれにも参加し、そこで地域通貨と言うものに再会したのでした。

地域通貨と言うのは、以前にも聞いたことがあるくらいの認識で、でも身近にはそのようなものは無く、どんな意味を持っているのかまでは、知りませんでした。

テトラゼミの「お金とは何か?」という講義を聞き、いま心にあるもっとシンプルで人間らしい生活がしたいという欲求と将来に対する漠然とした不安が地域通貨でなんとかなるのではないか?という予感を感じました。

それから地元の宝木町で地域通貨ができないか考えるようになりました。

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