月別アーカイブ: 2014年7月

地域通貨が誰でも発行できる理由

地域通貨が誰でも発行できるのは、限られたコミュニティでしか流通しないからなんだね。

もしその通貨が持つ価値が何でも買える、価値の高いものだと、誰でも発行できると言うことは、誰でも高いものを買えると言うことだから悪いことを考えるひとも出てくる。

地域通貨が誰でも発行できるものであるためには小さなコミュニティでしか流通しないことが必要なんじゃないかな?

と、思った。

続エンデの遺言を途中まで見て、考えたこと。

あちこちにいろんな地域通貨があるんだなと。それらが独立していて、思想的な背景も異なる。

地域通貨をはじめるとすると、そもそもどういう思想で地域通貨を運営するのか?というのも大事だし、基本的なことなんだなと思った。

自分としては、地域のひとり暮らしの高齢者が部屋の電球を取り換えられないとか、部屋の掃除ができないから誰か手伝ってほしいとか、重いゴミをゴミステーションまで持って行ってほしいとか、夕飯を作るのが大変だから誰か一緒に夕飯を作って、食べてくれないかなとか?

そういう日常的な困りごとを気軽に頼めるような地域通貨がいいなと思う。

だから、ありがとうを記録して、交換する。「地域通貨ありがとう」みたいなものがいいなとか思った。

そういう意味での<ありがとう銀行>みたいなイメージがいいなと個人的には、思っている。

細かなありがとうを記帳して、それがたまったら誰かのサービスと交換できるみたいな、そういうのがいいんじゃないかな?

エンデの遺言では、貧困の問題や就労の様々な問題の根底には、通貨が持つ機能の矛盾があると指摘している。

この辺をもう少しよく考えてみたい。

エンデの遺言を見て。

今日は、細谷の絆の家と言う施設で、新規事業と、地域通貨のシェア会がありました。

それぞれの頭にあることを、シェアし合い。エンデの遺言を二つ目までみんなで見ました。

そして思ったのは、エンデが言うように、投機の通貨と貯蓄の通貨と日常の交換の通貨を分ければいいのではないかと言う考えが浮かびました。

ひとつの国に3つの通貨を作り、会社から給与をもらうときは、貯蓄の通貨3に対して、交換の通貨を7とかで給与を受けとる。貯蓄の通貨には、利子が付くけど、交換の通貨は、利子が付かないで、流通し続けるようなイメージ。

どうだろう?

エンデの遺言

谷崎テトラさんからの情報です。「エンデの遺言」、児童文学作家の ミヒャエル・エンデさんは、生前、通貨の問題について、語っていたそうです。投機などに使われるお金と日々の生活に使われるお金は、違うと言うことに気付いたそうです。

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https://www.youtube.com/watch?v=2ZOwXQaNFP8

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https://www.youtube.com/watch?v=NnMtAoz578M

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https://www.youtube.com/watch?v=zLuutF8Qbgk

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https://www.youtube.com/watch?v=CnG5-4JtOY0

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https://www.youtube.com/watch?v=LutghTEf3hw

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https://www.youtube.com/watch?v=uaJdYDRasEU